高齢者は若い世代に比べて脱水症状を起こしやすいとされています。
特に夏場は、
- 暑さによる発汗
- 水分不足
- 食欲低下
などが重なり、気付かないうちに脱水状態になることがあります。
脱水症状は熱中症の原因にもなるため、早めに気付くことが大切です。
この記事では、高齢者の脱水症状の特徴や初期症状、見分け方について解説します。
脱水症状とは?
脱水症状とは、体内の水分が不足した状態を指します。
私たちの体の多くは水分でできており、水分が不足すると体のさまざまな機能に影響が出ます。
高齢者はもともと体内の水分量が少なくなる傾向があるため、注意が必要です。
高齢者が脱水症状になりやすい理由
のどの渇きを感じにくい
加齢により、のどの渇きを感じる機能が低下することがあります。
そのため、水分不足になっていても気付きにくい場合があります。
トイレを気にして水分を控える
「トイレの回数を減らしたい」
という理由で、水分補給を控える高齢者も少なくありません。
これが脱水の原因になることがあります。
食事量の減少
食事からも水分は補給されています。
食欲低下によって食事量が減ると、水分摂取量も減少します。
脱水症状の初期症状
脱水症状の初期には次のような症状が見られることがあります。
- のどの渇き
- 口の中の乾燥
- だるさ
- 疲れやすい
- 頭痛
- めまい
- 立ちくらみ
軽い症状だからと放置しないことが大切です。
注意したい症状
脱水が進行すると、
- 尿の回数が減る
- 尿の色が濃くなる
- 集中力の低下
- 強い倦怠感
- 食欲低下
などが見られることがあります。
重症化するとどうなる?
重度の脱水症状では、
- 意識障害
- けいれん
- 歩行困難
などが起こる場合があります。
命に関わることもあるため注意が必要です。
家庭でできる見分け方
高齢者本人が気付かないこともあります。
家族は、
- 水分摂取量
- 尿の回数
- 顔色
- 元気の有無
などを確認してみましょう。
普段との違いに気付くことが大切です。
脱水症状を防ぐために
こまめに水分を摂る
のどが渇いてからではなく、定期的に水分補給を行いましょう。
食事をしっかり摂る
食事からも水分や栄養を補給できます。
食欲がない時でも、できる範囲で食事を摂ることが大切です。
室温管理を行う
暑い室内では脱水や熱中症のリスクが高まります。
エアコンや扇風機を活用しましょう。
一人暮らしの高齢者は要注意
一人暮らしの場合、
- 水分補給不足
- 体調変化への気付きの遅れ
が起こりやすくなります。
家族や周囲の見守りも重要です。
まとめ
高齢者は、
- のどの渇きを感じにくい
- 水分摂取量が減りやすい
などの理由から脱水症状を起こしやすい傾向があります。
初期症状として、
- だるさ
- 頭痛
- めまい
- 口の渇き
などが見られることがあります。
脱水症状は熱中症にもつながるため、普段からこまめな水分補給を心掛けることが大切です。
室温管理も脱水症状予防には重要
高齢者の脱水症状や熱中症を防ぐためには、水分補給だけでなく室温管理も大切です。
「電気代が気になるから」とエアコンの使用を控えてしまうと、室内でも熱中症のリスクが高まります。
室温管理のポイントやエアコンの電気代の目安については、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ 高齢者はエアコンを使うべき?熱中症予防のための室温管理を解説
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