夏になると、
「熱中症対策には塩分補給が大切」
「塩タブレットを食べた方がいい」
といった話を耳にする機会が増えます。
一方で、高齢者の中には高血圧などを理由に減塩を心掛けている方も少なくありません。
「塩分はしっかり摂るべき?」
「減塩と熱中症対策は両立できる?」
と疑問に思う方もいるでしょう。
この記事では、高齢者の塩分補給と熱中症対策の関係について解説します。
熱中症対策で塩分補給が話題になる理由
汗をかくと水分だけでなく塩分(ナトリウム)も失われます。
そのため、
- 屋外で長時間活動した時
- 大量に汗をかいた時
には、水分とともに塩分補給も必要になる場合があります。
これが「熱中症対策には塩分補給が大切」と言われる理由です。
高齢者は塩分をたくさん摂るべき?
結論から言うと、必ずしもそうではありません。
一般的な生活を送る高齢者の場合、
- 普段の食事のおかず類
- 味噌汁
などから塩分を摂取していることが多く、極端に不足するケースは多くありません。
そのため、「夏だから」と必要以上に塩分を摂る必要はないでしょう。
塩分の摂り過ぎにも注意
高齢者の中には、
- 高血圧
- 心疾患
- 腎疾患
などを抱えている方もいます。
塩分の摂り過ぎは健康管理の面で注意が必要です。
熱中症が心配だからといって、
- 塩タブレットを大量に摂る
- スポーツドリンクを飲み過ぎる
といった行動はおすすめできません。
減塩と熱中症対策は両立できる?
はい、両立できます。
減塩食や減塩宅配食は、塩分を極端に減らしているわけではありません。
多くの場合は、
塩分に配慮しながら食べやすさも考えられています。
そのため、
- 適切な水分補給
- 室温管理
- バランスの取れた食事
を意識すれば、減塩と熱中症対策は十分に両立可能です。
こんな時は塩分補給も検討
次のような場合は、塩分補給が役立つことがあります。
- 屋外で長時間活動した
- 大量に汗をかいた
- 発熱している
- 医師から指示を受けている
ただし、持病がある方は自己判断せず、医療機関へ相談することも大切です。
水分補給の方が重要
熱中症対策というと塩分補給に注目されがちですが、
実際には水分補給の方が重要です。
高齢者は、
- のどの渇きを感じにくい
- 水分摂取量が不足しやすい
という特徴があります。
まずは日頃からこまめな水分補給を意識しましょう。
食事も熱中症予防につながる
熱中症予防には、
- 水分
- 塩分
- 栄養
のバランスが大切です。
食欲がないからと食事を抜いてしまうと、体力低下や脱水につながることがあります。
暑い季節こそ、無理のない範囲で食事を摂るようにしましょう。
一人暮らしの高齢者は注意
一人暮らしでは、
- 水分補給不足
- 食事量の減少
に気付きにくいことがあります。
家族や周囲の人が見守ることも重要です。
まとめ
熱中症対策では塩分補給が注目されますが、
高齢者の場合は「塩分をたくさん摂れば良い」というわけではありません。
一般的な生活であれば、
- 適切な水分補給
- バランスの取れた食事
- 室温管理
を行うことが大切です。
減塩を心掛けている方も、過度に心配する必要はありません。
夏を元気に乗り切るために、無理のない熱中症対策を続けましょう。
オススメ記事
経口補水液とスポーツドリンクの違いとは?高齢者に適した選び方を解説
高齢者が一日に必要な水分量はどれくらい?不足するとどうなるのか解説

コメント